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木工事(耐震接合金物、床構造)

■木工事(2003/12/28日曜日)
 年末の日曜日、大工さんは仕事をしていた。明日29日から休むとのことで、代わりに日曜日に出ているとのことでした。御幣(ごへい)と上棟式の用品は、2階の棟木(むなぎ)近くの天井裏に設置されていました。

■金物(耐震接合金物)を見る
 用途によって、色々な金物が使われています。

金物(ホールダウン金物)引き抜け防止用 金物(筋交い用金物)筋交いプレート
※「2」とは、壁倍率2倍ということを表している。
 下記、(参考1)参照。
金物(火打ち金物) 羽子板ボルト
スプリング入り座金
(羽子板の反対側のボルト部にはスプリングが
付いている。木が乾燥し痩せてきた場合の
ボルトの緩みを防止する。)
アンカーボルト
(基礎と土台を固定する。)
垂木(たるき)どめ金具(Zひねり金物)
(屋根垂木(たるき)と軒桁(のきげた)を接合する。)
屋根垂木(たるき)と軒桁(のきげた)の金具の様子
V字金物 短ざく金物

(参考1):壁倍率は、筋交いと耐震接合金具だけで出しているものではなく、壁に張るボードや石膏ボードなどを含めて出される。壁倍率・筋交い(耐力壁)とは、水平方向に働く地震の力や風の力が建物に作用した場合の建物の変形を抑える働きをする。
尚、建築基準法で定められています。詳しくは、建築基準法施行令46条「筋交いと壁倍率について」を見てください。

■1階から2階の構造材を見る(2003/12/29)
 2階の床梁(ゆかばり)に2階根太(ねだ)がはめ込まれている。

■2階から構造材を見る(2003/12/31)
 大工さんは、昨日まで仕事で今日から正月休みに入ったところで、2階に登ってみた。

2階の床梁(ゆかばり)に根太(ねだ)が
はめ込まれている。
二階寝室部の梁(杉材)
根太(ねだ)が多めに張ってあるところは、
(ここには設置しないが)蓄熱暖房用として、
約300キロ程度のものが設置できるように、
床補強をしているもの。二階ホール側も同じ。

■1階の基礎と土台回りを見る(2003/12/31)
 大引(おおびき)は剛性床束(つか)として、鋼製束金具で支えられる。
昔は木材束だったようであるが、縮んだり、腐ったり、シロアリの食害を受けたりすることがあるため、現在では、剛性床束の部材としては、プラ束や鋼製束が使われている。
 鋼製束の場合、カタログ許容荷重2,000(kgf)であるから、2トンを支えられる仕様である。
一方、プラ束のカタログ許容荷重15.5〜17.7(kN)の範囲である。SI単位で統一すべきだが、ここでは逆に変換すると、約1,550〜約1,770(kgf)となり、鋼製束と比べて許容荷重は小さめな数値となっているが、強度的には、全く問題にならいなと考えられる。
 床束一つとって見ても、色々なことが考えられているようである。
(参考: 鋼製六角束 ヘキサ・サポート 住宅用セラミックコート鋼製床束のホームページ)
 コンクリート基礎とは接着剤で固定したり、大引との間には、床鳴りを防ぐPEシートが付いていたり、設置も受プレートは交互(千鳥)になるように設置するというように、色々なことがあるので面白いところである。
また、ある施工現場見学に行ったところ、設計の方が、束と大引を針金で結びますと言って説明されたことがあったが、これは床鳴り防止の意味だったのでしょう。

剛性床束/鋼製束(つか)金具 剛性床束/鋼製束(つか)金具
剛性床束/鋼製束(つか)金具 剛性床束/鋼製束(つか)金具
束と基礎コンクリート面とは、専用ボンドで
接着される。
束と基礎コンクリート面とは、専用ボンドで
接着される。
SCポストとアンカーボルトの関係
(柱がポストの中心に置かれるため、
アンカーボルトはずらしてある。)
(同左)
基礎断熱材部のモルタル
(角は剥がれ易い、後から仕上げ塗りする予定)


最終更新日: 2004年01月11日 日曜日 09:13:01

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